反応しない練習を読んで
私がこの本を手に取った理由は、子供の人間関係に悩んでいたことが理由でした。
もともと、心配性な部分がある私は、小さなことでも悩みやすいんです。
そのため、少しでも不安を和らげられるようにしたいと思い購入しました。
すると思いの外、主人からも仕事で使えると評価が高かったんです。
そのため今回は、「反応しない練習」について紹介しようと思います。
無意識に反応してしまうからこそ、練習が必要
この本では、いちいち反応してしまうから悩んでしまうんだという事が書かれています。
かといって、気にせずに無反応でいることも、実際にはなかなか難しいですよね。
頭では分かっていても、現実に実行が出来ないから、余計に悩んでしまうはずです。
そのため、この本では訓練として反応しない練習をしていきます。
要は、自分が傷つかないための練習です。
そのために、まずは「反応せずに理解する」ということを学んでいきます。
そこから少しずつステップアップして、最終章まで進んでいくので、とても読みやすく、自分の中にも受け入れやすいのが良かったです。
ブッタの教えなども出てくるので、自然と仏教の教えが仕事に役立つことも分かってきました。
読むだけで、心が落ち着いてくるので本当にオススメです。
意外と、悩みを抱えて鬱病になりやすい人にもいいんじゃないかと思います。
ブッタの考えが分かってくる
この本を読んで深く思ったのが、ブッタって凄い!という思いでした。
きっとこの本を読めば、自分自身を客観的に見つめ、向き合っていくことが出来ると思います。
ブッタの思考というと難しく感じてしまいますが、この本では分かりやすく筆者が説明してくれるので、かなり読みやすいです。
読んでいく中で、心や頭だけではなく、身体で習得していくことが大事なんだということにも、きっと気付かされるはずです。
人間はどうしても悩んでしまう生き物だからこそ、この啓発本が役に立つと感じます。
悩みがある人は、ぜひ手に取ってみて欲しいです。
まとめ
この本を読み終わった時は、なんだか心がフッと軽くなったような気がしました。
人間関係の悩みが、ちっぽけなものに感じられたんです。
仕事で悩んでいた主人も、同じようなことを言っていました。
上司とのコミュニケーションや、仕事相手とのやり取りに疲れていたからこそ、余計に響いたんだと思います。
つまり、この本の凄い所は、どの世代にも響くという所です。
人間、悩みのない人なんて、そうそういませんからね。
だからこそ、疲れた時や悩んだ時に、心の薬としてこの本を読んでみると、少しは楽になれると思います。
ぜひ、探して読んでみてはいかがでしょうか。