海外における日本車人気を分析
海外から見たら日本車は「輸入車」
ドイツ車やアメ車など人気が高いですね。日本で購入する場合、輸入車販売店を利用します。日本以外の国から見れば、日本車も「輸入車」になります。日本車は海外で非常に人気が高く、国によっては「日本車は成功者の証」として捉えている所もあるほど。
ハリウッド映画を観てみると、日本車がさらっと登場する場面を見かけるかと思います。日本人から見ると誇り高く思うもの。では海外では、どういった日本車が人気あるのでしょうか。見てみましょう。
基本的には自国者がトップ
まず基本的にどこの国でも、自国生産の車がシェアを占めています。例えばアメリカであればアメリカの自動車会社、ドイツならドイツの自動車車会社がシェアの大半を占めているという風にです。
日本車の人気が高いのは、壊れにくいからです。「日本車も壊れる」という声もあるでしょうが、海外の車と比べると故障リスクはかなり低いです。数十年前のCMにて「日本車は故障しにくい」と、宣伝されていたもの。では最初から上手くいったのかというと、全然でした。
海外における日本車の歴史
日本車が海外に渡ったのは、1950年代の頃。今でこそ「日本はハイテクの国」として知られていますが、当時は「車すらない国」扱い。ものすごく文明が遅れて、未開の土地だと言われたほど。満を持して海外進出した日本車には閑古鳥が鳴き、海外進出は失敗となりました。
そんな中で起きたのは、オイルショック。燃費が良い日本車は海外から注目され、意外なヒットとなりました。しかも小型で小回りもきくため、大変な人気となったのです。