高知県が取り組むリクルート政策「土木という選択肢。」のご紹介
土木職と言うとどのようなイメージを持たれるでしょうか。
男性の職場、力仕事できつく、危険も伴う仕事というイメージを持たれる方がほとんどではないでしょうか?
ですが、土木職はインフラ整備には欠かせないとても大切な仕事であり、仕事は現場の職人さんだけではありません。
今回は高知県が若者へ向けたリムルート製作「土木という選択肢。」についてご紹介します。
土木技術職員とは
土木技術職員とは、公務員として土木に関わる仕事をしている方々です。
主な業務としては、橋やトンネル鉄道などの建設に対して企画・設計・調査などを行い現場をまとめます。
もちろんそこに住む人々のインフラ整備、維持、管理することも大切な仕事です。
ですが、その土地にゼロから計画し設計などができるのが土木技術職員の仕事の魅力の一つです。
また、自然と共存しているからこそ、土砂崩れを防ぐ工事をしたり、河川や海の環境を守ることも行います。
土木技術職員とは、未来を向き交通や住民の安全を守り創り上げていくトータルコーディネーターなのです。
深刻な若者の働き手減少
そんな土木技術職員ですが、若者の働き手の現象も大きな課題です。
都道府県や時代により採用試験倍率は変わりますが、特に地方自治体では土木技術職員の応募数が極端に少ない地域もあるのです。
高度経済成長期に一気に建てられたトンネル、ダム、橋などは建て替えの時期を迎え、更には道路なども同様です。
今、正に若手の土木技術職員を育て、技術継承することが喫緊の課題となっています。
高知県の土木職リクルートの取り組み
そんな中で、高知県が取り組むことが土木技術職の若者向けPR動画の制作です。
「土木ってかっこいい」と若者が憧れるようなプロモーション動画づくりをし、YouTubeで発信しています。
「0から1を生み出し地図に残す」などとても素敵な言葉と映像と音楽が印象的です。
イメージ先行だけで終わらせず、どんなことをするのか、どんなやりがいがあるのかをコンパクトにまとめて「動画」というコンテンツで発信しているのが、若者に届く素敵な取り組みだと感じました。