佐賀県の福祉を担う佐賀県社会福祉協議会とはどんな組織?全国にある社会福祉協議会についても紹介
佐賀県は、農業や有明海、玄界灘の漁業、陶磁器の分野など現在も数々の産業が発達しています。虹の松原や嬉野温泉など名所も多い佐賀県では福祉の充実も図っており、その一翼を担っている組織が佐賀県社会福祉協議会です。今回は、この組織の内容について解説し、全国にある社会福祉協議会についても解説します。
佐賀県社会福祉協議会とはどんな組織?
佐賀県社会福祉協議会とは、佐賀県内で県社協と呼ばれている組織を言います。昭和28年(1953年)4月21日に設立された歴史ある組織であり、佐賀市内に拠点をもって活動をしています。佐賀県内における社会福祉事業や関連の事業の発達や活動の活性化を図る目的で運営を行っているのが特徴です。具体的な活動内容は多岐にわたりますが、イメージしやすいものとして社会福祉を目的とする事業の経営に関する指導助言や社会福祉を目的とする事業に従事する者の養成及び研修を行う事業が挙げられます。つまり、佐賀県の社会福祉の指導や調整を行う組織として運営されているのです。
社会福祉協議会とはどんなもの
社会福祉協議会とは各都道府県をはじめ各市町村に設置されています。民間の社会福祉活動を推進することを目的にしており、ほとんどの組織が社会福祉法人になっています。つまり、行政が直接運営しているというわけでないのです。
社会福祉協議会に参加している人々
社会福祉協議会に参加している人々は、組織内にいる少数の職員や理事だけではありません。地域の民生委員児童委員、社会福祉施設等の社会福祉関係者、保健・医療・教育などの関係機関に所属する人々など様々な方が直接あるいは間接的に参加しているのです。これらの人々が協力し合うことで、福祉を向上し安心して多くの人々が生活できる環境を作る活動を行っているのです。なお、市町村に設定されている社会福祉協議会は、主に「社協(しゃきょう)」とも呼ばれ、上部団体の各都道府県に設置されている社会福祉協議会と協力しているのも特徴です。